北九州に歯が折れるかもしれないほど硬いパンがある? それが 大正時代末期に官営八幡製鐵所で作られた 「くろがね堅パン」 大量に作って長く保存できるように 水分を極力少なくすると 鉄のように堅いものが出来たそうです。 製鐵所の作業は体力消耗が激しく 一般のパンでは栄養が足りないため 職員のカロリー補給食として普及しました。 当初は製鐵関係の店で売られているだけでしたが 後に一般販売されるようになり 北九州市の名物となったそうです。 硬いということで テレビなどでも紹介されていますから、ご存知の方もいらっしゃるかも? パッケージ裏には 「たいへん堅い商品ですので、歯の弱い方はご注意ください。」 との注意書きも… 硬いのですが 私は硬いの平気ですから「ガリッと奥歯で…」 噛み締めると ミルクと砂糖の甘みがジワーっとしておいしいですよ。 苦手な方は 牛乳やコーヒーにひたして食べると やわらかくいただけますよ。 パッケージにも 「紅茶やコーヒー、牛乳などの飲み物に浸すと、柔らかくなります」 と表示されています。 意外な食べ方としては フレンチトースト風に 牛乳にひたして、フライパンで焼くと ちょっとおしゃれな味になるとの情報もあります。 カロリーは 一枚あたり約108kcal。 ごはん茶碗1杯(150g)のカロリーは252 Kcalだそうです。 6枚切り食パン1枚のカロリーが170 Kcal〜180 Kcalだそうです。 小さいのに 2枚食べるとごはん茶碗1杯よりカロリーは多くとることに… 5枚入りと10枚入りがありますので 1袋食べきるとかなりのカロリーになりますね。 見た目からはそんなにあるとは思えないのですが…。 製鐵所職員のめカロリー補給食ですからね。 水分を徹底的に抜いた食品なので 保存性にも優れています。 賞味期限は製造から約1年半です。 私は登山のおともに そして災害時の非常食として備蓄しています。 災害時向けに作られた スチール缶入りの堅パンの賞味期限は5年です。 最近あまり硬いものを食べなくなった 子供さんのおやつにも良いかもしれませんね。 胚芽入り、ほうれん草味、イチゴ味、ココア味のものも 発売されているらしいです。 製造は新日本製鐵の子会社だった「株式会社スピナ」さん。 現在は西日本鉄道グループだそうです。 「スピナ」という名称はほうれん草を意味する 英語の「スピナッチ」に由来するそうです。 製鉄の関連企業であったので ほうれん草が鉄分をたくさん含むところから命名されたそうです。 商品名「くろがね堅パン」の「くろがね」とは鉄を意味する言葉で まさに製鉄所でつくられたパンですね。 ちなみに 福井県鯖江市の「軍隊堅パン」も堅いので有名だそうです。 以前「眼鏡堅麺麭」食べたのですが https://tor5555.at.webry.info/201703/article_31.html どっちが堅い? 形状で 不利でしたね。 近年自然災害が多くなっています。 非常食としていかがでしょうか? お勧めです! 株式会社スピナ https://www.spina.co.jp/ |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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注意書きのとおり僕も歯が弱いんです。 |
とと 2018/12/06 20:19 |
こんにちは。 |
トトパパ 2018/12/07 09:05 |
こんにちは。 |
ゴンマック 2018/12/07 09:23 |
「堅パン」と「乾パン」とは、味とか材料とか製法とか、何が違うのかが気になりました。 |
わけい 2018/12/07 11:34 |
こんにちは |
おとめ 2018/12/07 18:21 |
とと様 |
tor 2018/12/07 20:45 |
トトパパ様 |
tor 2018/12/07 20:48 |
ゴンマック様 |
tor 2018/12/07 20:50 |
わけい様 |
tor 2018/12/07 21:01 |
おとめ様 |
tor 2018/12/07 21:10 |
北陸の僕はどうしても鯖江の堅パン派になっちゃいます。前に眼鏡型を紹介してくれたんで、普通の方を昨年食べましたよ^O^こちらのは軍隊の携行食に採用されていたのが起源。 |
つとつと 2019/01/02 20:52 |
つとつと様 |
tor 2019/01/03 20:34 |
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