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zoom RSS 道の駅「夕陽が丘そとめ」

<<   作成日時 : 2018/06/27 20:42   >>

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「夕陽」と小説「沈黙」の舞台と「ド・ロさまそうめん」

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「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
世界遺産登録勧告おめでとうございます。
そして、世界遺産登録決定までのカウントダウン。
今月末には決定でしょうか?
一足先に!

この道の駅は
雄大な角力灘が一望できる夕日スポットです。

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こちらの海に夕陽は沈みます。
ここからの夕陽の眺めは長崎屈指の美しさといわれています。
晴れた日には五島列島を遠望することもできますよ。

外海地区には今回登録勧告された関連遺産
「外海の出津集落」「外海の大野集落」があります。

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出津集落が見えます。

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出津教会堂ですよ。
尖塔の高さが際立っています。
その下には黒い屋根瓦と白いしっくいのコントラストが美しい
旧出津救助院が見えます。

「かつて外海一帯には5,000人近い信者がいたが、江戸幕府の禁教政策により、大村藩は厳しく取り締まった。しかし、外海は大村城下から遠く、また出津(しつ)や黒崎などは比較的寛容な佐賀藩の飛び地も混じり、多くの潜伏キリシタンが存在した。
1865年3月の信徒発見から半年後、プティジャン神父が船で密かに出津を訪れ、信者と面会した。当時は禁教下で迫害があったが、200戸がカトリックに復帰する。1879年にド・ロ神父が出津に赴任し、信者と力をあわせ1882年に出津教会を完成させる。強い海風に耐えられるように屋根を低くした木造平屋で、漆喰(しっくい)の白い外壁は山の緑に映え、清楚なたたずまいが美しい。外国人神父の設計による初期教会として、2011年に国の重要文化財に指定された。
神父は慈善事業にも力を入れ、出津救助院などを創設して女性の自立を促した。2012年には「長崎市外海の石積集落景観」として国の重要文化的景観に選定されている。」

※ 長崎の教会群インフォメーションセンターHPより

この教会堂はド・ロ神父が設計して建設されたもので
強い海風に耐えられるよう屋根を低くしているので尖塔が目立つのですね。

遠藤周作氏著「沈黙」の舞台となった外海地区。

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素晴らしいロケーションに建つ文学館

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遠藤周作文学館

遠藤周作氏は
実際にキリシタンが潜伏した外海地区を何度も取材し
同地区をモデルに「沈黙」を著しました。

沈黙
「『沈黙』(ちんもく)は、遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説。1966年に書き下ろされ、新潮社から出版された。江戸時代初期のキリシタン弾圧の渦中に置かれたポルトガル人の司祭を通じて、神と信仰の意義を命題に描いた。第2回谷崎潤一郎賞受賞作。」
※ Wikipediaより

館内には遠藤周作氏の生前の愛用品、遺品、生原稿、
膨大な蔵書などが展示されています。
入館料 360円 開館時間 9:00〜17:00

7月には教会内部や代表作「沈黙」をイメージした
新施設「思索空間アンシャンテ」がオープンするそうです。
小説を読んでから来られると良いかと…

出津集落の入口には
遠藤周作「沈黙の碑」があります。
碑には
『人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです』
と刻まれています。
小説を読めば分かるかと…

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ここからの眺めも良いですよ。
外海地区に「ド・ロ壁」と呼ばれるド・ロ神父が考案した石積みがあります。
これはそれをイメージしたものでしょうか
「ド・ロ壁」とは
赤土を水に溶かした濁液に石灰と砂をこね合わせたものを接着剤に使用して
地元で採れる平べったい結晶片岩を積み上げたものです。

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物産販売所
こちらの一押しは・・・?

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日本のパスタのルーツ
長崎スパゲッチー「ド・ロ様そうめん」
私も大好きです
毎年夏には食べています!

「明治12年(1879年)黒崎村出津の里(現在の長崎市)に赴任した、フランス人宣教師のマルコ・マリー・ド・ロ神父(1840〜1914)は、村人たちの暮らしが、あまりにも貧しいのに驚きました。 そこで、生活を向上させ自立する力を身につけさせようと、布教活動のかたわら授産所や救助院を設け、婦女子に故国から小麦粉を取り寄せるなど、私財を投じてパン、マカロニ、ソーメンづくりなどの技術を教えました。」
※ 夕陽が丘そとめHPより

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外海地区の住民たちからは「ド・ロさま」と呼ばれ親しまれ
伝えられた製麺技術は「ド・ロ様そうめん」として愛用されました。
第二次世界大戦で製造は途絶えていましたが復活したものです。

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マカロニ製法を生かして
小麦粉と落花生油で練った日本そうめんは
「ド・ロ様そうめん」と呼ばれ特産物になっています。

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もちろん他の特産物も

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物産館隣にはバイキングスタイルのレストランがあり
美しい景色を見ながら食事ができます。

お弁当やパンも物産販売所で販売していますので
外で景色を見ながら食べてもよいですね。

おっと
トンビ注意!
の貼り紙と空を舞うトンビの姿
景色に見とれてトンビにとられないように!

「禁教時代、外海のキリシタンたちの信仰を支えたものの一つに、
日本人伝道師バスチャンが残した予言があった。
7代後(約250年後)には、
外国から神父がやってきて毎日でも告解(ゆるしの秘跡)ができるようになり、
どこでも大きな声でキリシタンの歌を歌えるようになるというような予言であった。
そして250年後、
キリスト教は解禁され、ド・ロ神父が外海に赴任した。
ド・ロ神父は信徒たちに聖歌を教え、
フランスからオルガンを取り寄せた。
デュモン社製の「ハルモニュウム」といわれるもので、
1本指でも和音が弾ける優れものだ。
信徒たちは、先祖が残した予言は本当だったと心から喜び、
神父と共に聖歌を歌った。その歌声は出津しつの村中に響き渡り、
新しい時代の幕開けを伝えた。」

※ おらしょ心の旅HPより

ド・ロ神父は布教だけでなく
私財を惜しみなく投じ、
フランスで身につけた農業・印刷・医療・土木・建築・工業・養蚕業などの
広範な分野に渡る技術を外海の人々に教えました。

禁教期に外海地区の多くのキリスト教信徒たちは潜伏して信仰を守り続けました。
かくれて祈り続けた彼らに
神は「沈黙」を続けました。

解禁され
現れたド・ロ神父は
貧しく苦しい禁教時代を過ごした信徒たちの
まさに救い主だったのですね。

その
出津集落まで足を延ばしたかったのですが・・・
時間が足りず断念
次回来訪はあるかな・・・?

「そうめん」を食べながら…

そうめんの
美味しい季節となりましたね。

道の駅 夕陽が丘そとめ
長崎県長崎市東出津町149番地2
TEL  0959-25-1430
営業 9:00〜19:00
http://www.yuhigaoka-sotome.com/

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
遠藤周作文学館というのが
あるのですね!初めて知りました。
狐狸庵遠藤周作さんは、神戸で
過ごした時期もありますので、親しみ
がありますが、「沈黙」を若い頃に
読み、信仰について考えされたことを
思い出しました。
ポジティブオーラ
2018/06/28 07:45
ポジティブオーラ様
「沈黙」読まれていたのですね。私も昔読んだのですが…。この地を訪れたあと再度読んでみました。ここに来てから読んで分かることもありました。これから観光客が多くなるのでしょうね。
tor
2018/06/28 20:42

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