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zoom RSS 「声なき蝉」を読んで

<<   作成日時 : 2018/02/13 20:26   >>

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空也十番勝負 青春篇
物語はここから始まっていた!


以前
職場の剣道高段者の同僚から借りた
「剣と十字架」
↓↓
http://tor5555.at.webry.info/201801/article_14.html

十番勝負の三番でした。
内容からも
一番と二番の勝負があったはず。
その相手も何となく分ったのですが…

「気になるでしょ?」と
今回も貸してくださいました。

あまり時代小説は読まないのですが…
上下2冊になりますが
一気に読みました。

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「直心影流の達人坂崎磐音の嫡子空也は十六歳で武者修行の旅に出た。向かったのは他国者を受け入れない”異国”薩摩、そこに待ち受けるのは精霊棲まう山領と、国境を支配する無法集団の外城衆徒。空也は名を捨て、己に無言の行を課して薩摩国境を目指す。出会い、試練、宿敵との戦い・・・・・・・・若武者の成長を描いた著者渾身の青春時代小説が登場。」

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「瀕死の状態で薩摩入りを果たした坂崎空也は前薩摩藩主島津重豪の御側御用を務めた渋谷重兼と孫娘眉月に命を救われる。再起した空也は、野太刀流の薬丸新蔵と切磋琢磨して薩摩剣法を極めていく。そんな中、空也を付け狙う外城衆徒が再びその姿を現した。試練に立ち向かう若者の成長を描いた著者渾身の書下ろし青春時代小説。」

ネタバレしない程度に
あらすじは背表紙に記載の物を使わせていただきました。

空也は作者の前作
「居眠り磐音 江戸双紙」の主人公
直心影流の達人坂崎磐音の息子です。
父を超えようと薩摩示現流の薩摩へ武者修行へ。

ところが
薩摩は他国者を簡単には入国させてくれません。
街道を外は「外城衆徒」が国境警備をしている状況です。

ところが
空也は国境を越えなくても
なぜか執拗に狙われてしまう・・・
国境付近の山中で3人連れの家族と過ごすと
翌日3人は殺されてしまいます。

その遺品を持ち帰り
遺族の元へ

空也のまわりには遺族をはじめ
手助けしてくれる人々が集まってきます。

謎の薩摩国境警備隊「外城衆徒」は
なぜしつこく空也を狙うのか?

白髪岳の狗留孫渓谷から決死の薩摩入りを計ります。
ここで外城衆徒に襲われてしまいます。

彼を心配して追いかけてきた姉霧子は
滝へ落ちる空也を見てしまいます。

空也は死んでしまったのか・・・

球磨焼酎が出てきたり
白髪岳が出てきたり
熊本人には知った地名や物が出てきます。
作者のお父さんの故郷がこちらだったのですね。

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白髪岳には登っていました。
この地図のどこに「狗留孫渓谷」はあるのでしょうか?

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登山道はこのような木々の間を抜けていきます。

ということで
下巻へ

瀕死の状態で薩摩へ流れついた空也は
薩摩の外城麓領主渋谷重兼と孫娘眉月に助けられます。

麓とは薩摩藩の外城です。
武家屋敷群が要塞のように配置されています。
出水麓武家屋敷群は熊本との境にある
薩摩藩最大の麓です。

以前行った時の「出水麓武家屋敷群」の写真です。
読むときの参考に。

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税所邸
雨天時の弓の練習場所や隠れ部屋、抜け道などがあります。
渋谷重兼の屋敷もこのような感じだったのでしょうか?

渋谷重兼の麓は
現在の伊佐市にあったようです。

そして
野太刀流の薬丸新蔵と知り合い
親友となり剣の腕を磨きます。
薬丸新蔵は
薬丸自顕流の達人ですね。

「剣と十字架」で
出てくる面々です。

示現流と自顕流は同根と言われています。
しかし示現流は
藩外の者に伝授することを厳しく禁じられた御留流。
空也は示現流を習得できるのか?

そして
「具足開き」で事件は起きてしまいます。
薬丸新蔵は薩摩を脱出。

薩摩入りした空也は
言葉を発することを封じています。
素性がわからないように・・・?

眉月との恋の行方は・・・?

卑怯にも
眉月を人質にとった
「外城衆徒」との最終決戦!
しつこく付け狙った訳は・・・?

そして
戦いが終わったと思ったら…

示現流高弟酒匂兵衛入道登場!

これが一番勝負でした。
そして示現流からしつこく追われることになり
シリーズが始まるのですね。

「蝉は鳴き申すぞ、眉姫様!」

国境での空也の叫び

タイトルの意味は
この言葉で分かますね。

薩摩での空也は蝉だったのです。

蜻蛉とか八双、上段
剣の構えや勝負についての描写。
剣道高段者の感想も聞いてみたいところです。

面白くて
一気に読みました。

二番勝負も持っていそうですね
「剣と十字架」を読んだ感じで
二番勝負の舞台は人吉でしょうね。

ありがとうございました。

ところで
空也の父坂崎磐音の故郷として
豊後関前藩という架空の藩がでてきます。
どこなのか
気になりませんか?

私の頭に浮かんだのは以前旅行した

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直心影流道場跡もあった

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佐伯城三の丸櫓門

佐伯藩
坂崎磐音は直心影流の達人で尚武館道場主。
作者の名前とも同じですし…

舞台が近くだと
こんな楽しみ方もありますね。

声なき蝉 上
声なき蝉 下
佐伯泰英 著
双葉文庫

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